2021年6月23日(水) よりドーバーストリートマーケットギンザおよびオンラインショップ DSMG E-SHOPにて、アメリカ人アーティストのジョー・ブレイナード（Joe Brainard）のグラフィック作品やアートワークを収録した” A Joe Brainard Show in a Book” が販売された。

本書は、1846年にマドリードで創業し、2013年よりジョナサン・アンダーソン (Jonathan Anderson)がクリエイティブディレクターを務めるラグジュアリー・メゾン「LOEWE(ロエベ)」がオリジナルで制作した200ページのハードカバー本で、 2021-22年秋冬コレクションのインスピレーション源となったアーティスト、ブレイナードが1960年代から70年代にかけて制作した、貴重なアート作品、コミック、印刷物などを収録した一冊となっている。

編集・デザインはM/M（Paris）が担当し、1967年の作者が制作した色鮮やかなコラージュ作品「Untitled(Bow)」を再現した巨大な折りたたみ式の布製カバーに包まれているスペシャルな１冊となっている。

【Joe Brainard (ジョー・ブレイナード)/ 1942 – 1994)】 1942年アーカンソー州、セーラム生まれ。アーティスト、作家、舞台装置デザイナー。オクラホマ州タルサで育ち、19歳でニューヨークに移ったのち、作家であり詩人、フランク・オハラ(Frank O’Hara)や、テッド・ベリガン(Ted Berrigan)、ジョン・アシュベリー (John Ashbery)、ロン・パジェット(Ron Padgett)など、ニューヨーク派の詩人や画家と密な関係を持つようになる。ポール・オースター(Paul Auster)、エドマンド・ホワイト(Edmund White)、ジョルジュ・ペレック(Georges Perec)などの作家陣から広く賞賛を受けたカルト的名作『I REMEMBER』 (1975)の著者としても知られる。