文化服装学院卒業後に渡仏し、数々のメゾンの現場を経験した1982年生まれの若手デザイナー・大塩純平が、2010年秋冬シーズンから手がけるブランド「LUCIOLE_JEAN PIERRE（リュシオルジャンピエール＊以下、LJP）」。＜会話が生まれる服＞というコンセプトのもとに生み出されるアイテムは、時にラギッドに、時に甘美にファッション本来の楽しさを提供する。その証拠として、例えばLJPのトップスには、“日々の出会いや記憶を心に書き留める”という意味を込めてボールペンが付属。物語性を感じさせる彼らのクリエイションは、着ているだけでワクワクさせてくれるはずだ。

この注目ブランドが、8月5日（土）〜8月13日（日）に原宿のショップ「BACKBONE TOKYO」にてポップアップストアをオープンさせる。これに合わせて、90年代の“裏原カルチャー”からインスパイアされた限定Tシャツやアロハシャツ、ヴィンテージロックTを解体〜再構築した一点もののクチュールシャツライン「LUCIOLE_JEAN PIERRE COUTURE」を展開。一週間ほどの期間限定販売だけにするには惜しい上質なアイテムは、過熱を続けるハイストリートファッションでも確かな存在感を発揮するはずだ。